開口部の意匠性を高める重要なファクター。
建築において開口部は、その機能性、意匠性を高めるための重要なファクターとなります。そこに使用されるカーテンボックスは建物のサッシから天井への接続として、また建築工事の工程序列配置、そしてインテリアの意匠的要素として重要なポイントであり、必要不可欠な部位と言えます。
カーテンボックスのパイオニアとして多様な設計ニーズにお応えしています。
アルミ押出形材によるカーテンボックスの専門メーカーとして1969年の発売以来、田中金属の「ボックスレール・BOXRAIL®」は様々な建築物の開口部に、数多くのご採用をいただいております。今日の建築物はますます高層化・多機能化し快適空間を創造する新技術の開発、完全不燃化、工法の改革さらには、よりハイテクな意匠表現を満たす新しい建材開発が求められています。
規格の組合わせからオーダー製作まで。
多様なニーズに応える「ボックスレール・BOXRAIL®」は単体の使用はもちろん、用途に応じて各種組合せができるほか、埋込みや直付けなどにも、持出材・袖板・露出カバー等により、あらゆる開口部に合理的に対応いたします。 またオーダー製作にも長年の実践的経験とノウハウでお応えします。
一体加工生産システムによる高品質・高精度な製品を安定供給します。
田中金属は、各部材の精度品質管理において細心の注意を払うべく、自社工場において一体加工生産システムを導入しています。常に高品質製品の安定供給はもちろん、現場の施工負担を軽減するため、施工性においても創意工夫がなされています。 田中金属の「ボックスレール・BOXRAIL®」はインテリアの隠れたエレメントとして、充分に満足できる仕上がりをお約束いたします。
製品の特長
Product Features
本体
本体には、ブラインド及びカーテンの吊り元が天井内に納まる埋込型、梁下のせまい現場用の露出型がそれぞれ用意されています。特に、使用頻度の高い埋込型のサイズは、カーテン・ブラインドの単体使用はもちろん、バーチカルブラインド+カーテン、ベネシャンブラインド+カーテンなど用途に応じて選べる様、各種用意されています。
アールボックス
曲線、曲線+直線で空間をクリエイトするなど、建物の多様化、洋風化が急速に具体化しています。建物そのものの構造的な高度化だけでなく意匠性はもちろん機能性、快適性が求められる中で、常にその調和とクオリティの向上に取り組んでいる当社では、豊富な実績と経験を活かしアルミ押出材によるR付ボックスを開発しました。R600mm1/4円以上が可能で、さらに意匠範囲が広がります。
袖板
ベネシャンブラインド用で、ブラインドの高さに応じられるサイズがあります。ボックス本体とクリップでジョイントすることにより、ブラインドを上部に吊り上げた際でも、たたみ代まで完全に収納され、天井面、窓廻りがスッキリ納まります。
持出材
サッシとの納まりをスッキリと美しく仕上げるための部材です。ボックス本体の多目的組合わせ時の連結部材としても使用できます。
露出カバー
梁下のせまい現場に取付ける埋込型の側面化粧板として、使用出来ます。
材質
アルミ合金製ですから、従来のスチール製カーテンボックスに比べ、重量は3分の1の軽さ。施工現場での省力化に寄与します。木製を含む従来の工法と比べ、中間工程である塗装仕上げやメンテナンスの必要がなく、手間を省きますので工期が短く、経費の節減にもつながります。
耐久性
従来のスチール及び木製のカーテンボックスに比べ、極度の温度差、乾燥湿度などによる影響を受けにくく、長期使用に優れた耐久性を持ち、空調設備の使用に対する収縮やソリ、曲がり等の安定性が高く、いつまでもスムーズなカーテン・ブラインドの開閉をお約束します。すべてが〈不燃材〉アルミ合金A6063S-T5で構成されていますので、建築基準法に適合する製品です。
製品バリエーション
Product Variation
ボックスレールのワイドバリエーション〜多様化する開口部のあらゆる納まりにジャストフィット
SD35+AT120
AT150+SRC80
SC70+AT120F+SRC205+SRC205A
AT130L
AT200
SC70+AT120F+SC70
NAT150H
DA352+DA351
AT120F-15H
完全オーダーにも対応
蓄積したノウハウと独自の技術を基に、先進のVE提案をいたします。
製品仕様
Product Specification
材料
- 主材料 形材は
- JIS H 4100に規定する A6063S-T5
- アンカー、ブラケット、コーナープレート、クリップ等
- JIS G3141に規定する SPCC 及び JIS G3131に規定する SPHC
表面処理
- 主材料 形材は
- JIS H 8602に規定する複合被膜
- ブラケット、コーナープレート、クリップ等
- JIS H 8610に規定する電気亜鉛メッキ
スクリーンボックスレール
SCREEN BOXRAIL
TSB 200×200
天井収納型スクリーンボックス
外観を損なわない、天井収納タイプのスクリーンボックス。目隠し部材を使用することで、内部を隠せ、部屋の雰囲気を損なわずに収納できます。開閉式なので、内部のメンテナンスも簡単にできます。
ルクサレール
LUXA RAIL
LXR 200×200
天井埋込型照明ボックス
施工性を重視した軽量型照明ボックスです。天井との取合いがスマートに納まります。照明ルーバーの装着も可能なタイプです。
施工事例
Case Study